この記事は、 「ネットワーク中級編|構築・検証・障害切り分けを身につける」 の第1章を復習する章末テストです。
第1回から第10回までの内容を横断し、用語だけでなく、 スイッチがフレームをどう転送するか、VLANをどう運ぶか、冗長構成でループをどう防ぐかまで判断できるか確認します。
ネットワーク中級編 第1章まとめテスト|スイッチングを15問で確認
MACアドレステーブル、ブロードキャストドメイン、VLAN、アクセスポートとトランクポート、IEEE 802.1Q、 Inter-VLAN Routing、STP、RSTP、EtherChannelを理解できているか確認します。 全15問に回答し、実践演習へ進む準備ができているかチェックしましょう。
中級編では、「用語を知っている」だけでなく、構成・設定・showコマンドの結果から通信動作を説明できることを重視します。
迷ったときは、暗記したコマンドではなく、 「フレームはどのVLANに属するか」「スイッチはどの情報で転送先を決めるか」「冗長リンクでループが起きない理由は何か」を順番に考えてください。
このテストで確認すること
- MACアドレスの学習と転送動作を説明できる
- ブロードキャストドメインとコリジョンドメインを区別できる
- VLAN・アクセスポート・トランクポートの役割を判断できる
- 802.1QタグとInter-VLAN Routingの関係を説明できる
- STPの目的とルートブリッジ選出を判断できる
- RSTPとEtherChannelの基本動作を説明できる
第1章で学んだ内容を振り返る
第1章では、レイヤー2スイッチングの基本から、VLAN、STP、リンク冗長化までを10記事で学びました。
MACアドレステーブル
送信元MACを学習し、宛先MACを検索して転送先を決める。
2つのドメイン
ブロードキャスト範囲とコリジョン範囲を区別する。
VLAN
1台のスイッチを論理的に分割し、ブロードキャスト範囲を分ける。
Access / Trunk
端末接続と複数VLAN運搬のポート役割を使い分ける。
IEEE 802.1Q
タグ内のVIDでトランク上のVLANを識別する。
Inter-VLAN Routing
異なるVLAN間の通信をレイヤー3機器で中継する。
STPの必要性
冗長リンクで発生するレイヤー2ループを防止する。
ルートブリッジ
Bridge IDを比較してSTPの基準スイッチを選出する。
RSTP
ポート役割と高速な収束の考え方を理解する。
EtherChannel
複数物理リンクを1本の論理リンクとして扱う。
第1章の知識を1本の流れでつなげる
第1章のゴールは、個別技術を別々に暗記することではありません。
MAC学習、VLAN、802.1Q、STP、EtherChannelが、実際のスイッチネットワークの中でどう組み合わさるかを説明できる状態を目指します。
テストの進め方と合格基準
テストのルール
- 全15問、各1点です。
- すべて四択問題です。
- 一部の問題では構成・コマンド出力を読んで判断します。
- 回答後に「採点する」を押すと、得点と各問題の解説が表示されます。
- 未回答の問題は不正解として扱います。
- 12問以上正解(80%以上)で合格です。
中級編では、正解を覚えるよりも「なぜ他の選択肢ではないのか」を説明できることが重要です。 不正解だった問題は、解説と復習記事を使って確認してください。
第1章まとめテスト・全15問
点数別の復習方法
間違えた問題から復習記事へ戻る
中級編では、得点だけでなく「MAC転送」「VLAN」「STP」「EtherChannel」のどこで判断を間違えたかを確認してください。
自分の言葉で説明する課題
選択問題で合格したら、最後に「説明できるか」を確認します。
後輩から次のように質問されました。
「スイッチを2台、2本のケーブルでつなぐと冗長化できますが、なぜそのまま2本とも使うと問題になるのですか? VLAN・STP・EtherChannelの関係も含めて説明してください。」
説明例を見る
スイッチ間を複数リンクで接続すると冗長化できますが、独立したレイヤー2リンクをそのまま同時にForwardingすると、 ブロードキャストや未知ユニキャストがループし続ける可能性があります。そのためSTPやRSTPでループしない論理トポロジーを作ります。 VLANを複数運ぶスイッチ間リンクでは、トランクと802.1QタグでVLANを識別します。 さらに、複数の物理リンクをEtherChannelとして1本の論理リンクに束ねれば、STPから1本のリンクとして扱わせながら、冗長化や帯域利用を実現できます。
「VLANは通信範囲を分ける」「802.1QでVLANを運ぶ」「STP/RSTPでループを防ぐ」「EtherChannelで複数リンクを論理的に束ねる」 の4点をつなげて説明できれば、第1章の理解は十分です。
第1章では、MACアドレステーブル、VLAN、802.1Q、Inter-VLAN Routing、STP、RSTP、EtherChannelまで、 スイッチングの基本構成を学びました。

コメント
コメント一覧 (1件)
[…] ← 第1章まとめテスト 中級編一覧 11 ルーティングテーブルの読み方 → […]