第5章まとめテスト|ネットワークコマンドと障害切り分けを確認しよう

当ページのリンクには広告が含まれています。
ネットワーク初級編|第5章まとめテスト

このテストでは、第5章「基本操作と初歩的な切り分け」で学んだ内容を全15問で確認します。 目標は、コマンド名を暗記するだけでなく、症状と出力結果から次に確認する場所を判断できることです。

第5章まとめテスト|基本操作と初歩的な切り分け

Windows・Linuxの基本コマンド、pingが通らないときの確認順序、 インターネット接続障害の切り分け、ネットワーク構成図の読み方を確認します。 後半では、実際のコマンド出力から原因候補を考えます。

対象レベル Level 1・初級
問題数 全15問
想定時間 約20分
合格ライン 12問以上・80%
演習環境 ブラウザのみ

障害対応では、最初から原因を当てる必要はありません。 端末、接続、IP設定、ゲートウェイ、DNS、接続先のように確認範囲を分け、 正常な場所と異常な場所の境界を見つけることが重要です。

各問題では、「どのコマンドを使うか」と「結果から何が分かるか」の両方を意識してください。

出題範囲

29

pingが通らないときの確認順序

自端末から近い場所を確認し、失敗する境界を探す

30

インターネットにつながらないときの基本切り分け

端末・LAN・ルーター・DNS・回線・接続先を分けて考える

31

初心者向けネットワーク構成図の読み方

機器、接続線、IPアドレス、セグメント、通信経路を確認する

テストの進め方

  1. 全15問に回答します。
  2. 「採点する」を押すと、点数と復習すべき記事が表示されます。
  3. 間違えた問題は、解答と解説を開いて確認します。
  4. 12問以上正解できたら、第32回「初級編総合演習」へ進みましょう。
1〜3Windowsのネットワークコマンド
問題1Windowsで、IPアドレス、サブネットマスク、デフォルトゲートウェイ、DNSサーバーなどの詳細情報をまとめて確認するコマンドはどれですか。
解答と解説を見る
正解:B

ipconfig /allでは、各ネットワークアダプターのIP設定、デフォルトゲートウェイ、DHCP、DNSサーバーなどを確認できます。

問題2Windowsで、宛先までに通過するルーターの経路を確認するコマンドはどれですか。
解答と解説を見る
正解:C

tracertは、宛先までに通過する経路をホップ単位で確認します。どの付近から応答がなくなるかを見ることで、経路上の問題を考える材料になります。

問題3Windowsで、ドメイン名からIPアドレスを調べる名前解決を確認するコマンドはどれですか。
解答と解説を見る
正解:B

nslookupを使うと、問い合わせ先のDNSサーバーと、ドメイン名に対応するIPアドレスを確認できます。

4〜6Linuxのネットワークコマンド
問題4Linuxで、ネットワークインターフェースに設定されたIPアドレスを確認する代表的なコマンドはどれですか。
解答と解説を見る
正解:A

ip addrでは、インターフェースの状態、IPv4・IPv6アドレス、プレフィックス長などを確認できます。

問題5Linuxで、デフォルトルートや宛先ネットワークごとの経路を確認するコマンドはどれですか。
解答と解説を見る
正解:B

ip routeでは、ルーティングテーブルを確認できます。default viaの行は、通常、デフォルトゲートウェイを示します。

問題6Linuxで、TCP・UDPの待ち受けポートを確認するコマンドとして最も適切なものはどれですか。
解答と解説を見る
正解:C

ss -tulnでは、TCP・UDPの待ち受けソケットを数値表示で確認できます。サーバーが目的のポートで待ち受けているかを確認するときに役立ちます。

7〜10pingと確認順序
問題7ping 127.0.0.1で主に確認しているものはどれですか。
解答と解説を見る
正解:C

127.0.0.1はループバックアドレスです。自端末の内部で処理されるため、外部のLANやルーターの到達性は確認していません。

問題8pingを使って自端末から近い場所から順番に確認する場合、最も適切な順序はどれですか。
解答と解説を見る
正解:B

近い場所から遠い場所へ確認すると、どこまでは正常で、どこから失敗するかを整理しやすくなります。実際には物理接続やインターフェース状態も先に確認します。

問題9ループバックと自端末のIPアドレスへのpingは成功しますが、デフォルトゲートウェイへのpingは失敗します。最初に疑う範囲として最も適切なものはどれですか。
解答と解説を見る
正解:A

自端末内は動作していますが、最初の中継先へ到達できていません。ケーブル・Wi-Fi、VLAN、IP・サブネットマスク、ゲートウェイ設定、ルーター側の状態などを確認します。

問題10外部IPアドレスへのpingは成功しますが、ドメイン名を指定した通信だけ失敗します。最も疑わしいものはどれですか。
解答と解説を見る
正解:C

IPアドレスを使った外部通信が成功するなら、基本的な経路は利用できています。ドメイン名だけ失敗する場合は、DNSサーバー設定や名前解決結果を確認します。

11〜13インターネット接続の切り分け
問題11Windows端末で次の設定が表示されました。最も考えやすい状況はどれですか。
IPv4 アドレス . . . . . . . . . . : 169.254.34.12 サブネット マスク . . . . . . . . . : 255.255.0.0 デフォルト ゲートウェイ . . . . . . :
解答と解説を見る
正解:B

169.254.0.0/16のアドレスが自動設定され、ゲートウェイが空欄の場合、DHCPから設定を取得できていない可能性があります。接続状態、DHCPサーバー、VLANなどを確認します。

問題12ブラウザでは対象サーバーのWebページを表示できますが、そのサーバーへのpingは失敗します。この結果だけから判断できることはどれですか。
解答と解説を見る
正解:C

pingに応答しない機器でも、HTTPSなど別の通信は利用できる場合があります。ping失敗だけで「サーバー停止」や「通信断」と断定してはいけません。

問題13同じ端末から複数のWebサイトを開けますが、特定の1サイトだけ開けません。最初の切り分けとして最も適切な考え方はどれですか。
解答と解説を見る
正解:B

他サイトが利用できるなら、端末からインターネットまでの共通部分は動作している可能性があります。特定サイトに固有のDNS結果、経路、サーバー、ブラウザ表示などへ範囲を絞ります。

14〜15構成図と総合切り分け
問題14次の構成で、PC-AからWebサーバーへ通信するときの経路として正しいものはどれですか。

小規模ネットワーク構成

PC-A192.168.10.10/24
GW: 192.168.10.1
SW1LAN 1
R1192.168.10.1
192.168.20.1
SW2LAN 2
Webサーバー192.168.20.20/24
GW: 192.168.20.1
解答と解説を見る
正解:B

PC-AとWebサーバーは異なるネットワークに属するため、PC-AはデフォルトゲートウェイであるR1へパケットを渡します。物理的な経路はPC-A、SW1、R1、SW2、Webサーバーです。

問題15次の確認結果から、次に優先して調べるべきものはどれですか。
IPアドレス : 192.168.1.50/24 デフォルトGW : 192.168.1.1 DNSサーバー : 192.168.1.1 ping 127.0.0.1 → 成功 ping 192.168.1.1 → 成功 ping 8.8.8.8 → 成功 nslookup example.com → DNS request timed out
解答と解説を見る
正解:C

ループバック、ゲートウェイ、外部IPへの通信は成功しています。一方、DNS問い合わせはタイムアウトしているため、DNSサーバーの状態、DNS設定、DNS通信の許可などを優先して確認します。

採点結果

0/15問

第5章で身につけたい考え方

  • 症状に合ったコマンドを選び、出力から必要な情報を読み取る
  • いきなり遠い宛先だけを調べず、自端末から近い場所へ順番に確認する
  • pingの成功・失敗だけで、サービス全体の正常・異常を断定しない
  • IP通信と名前解決を分けて確認し、DNS障害を見分ける
  • 構成図から端末、スイッチ、ルーター、サーバーの通信経路を説明する

障害切り分けの基本は、確認結果を積み重ねて、正常な範囲と異常な範囲の境界を見つけることです。

次の記事:ネットワーク初級編 総合演習

第5章のまとめテストに合格したら、初級編の最終課題へ進みます。 総合演習では、これまで学んだIPアドレス、DNS、ARP、TCP、HTTP/HTTPS、基本コマンド、構成図、障害切り分けを組み合わせます。

「Webサイトが表示されない」という状況を題材に、通信経路と確認手順を整理し、原因候補を根拠とともに説明しましょう。

ネットワーク初級編|第5章まとめテスト

12問以上正解できなかった場合も、失敗ではありません。 採点結果に表示された記事へ戻り、コマンドの目的と切り分け順序を確認してから再挑戦してください。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

コメント

コメントする

目次