LAN・WAN・インターネットの違いとは?初心者向けに図解

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ネットワーク初級編 04/全32記事

この記事は、 「ネットワーク初級編|通信の仕組みをゼロから学ぶ」 の第4回です。

今回は、ネットワークを接続範囲と役割から整理し、 LAN・WAN・インターネットの違いを学びます。

LAN・WAN・インターネットの違いとは?初心者向けに図解

LANは自宅や会社など限られた範囲のネットワーク、WANは離れた場所にあるネットワーク同士をつなぐ仕組み、 インターネットは世界中のネットワークが相互接続された集合体です。 この記事では、3つの違いと関係を、身近な構成例から分かりやすく解説します。

対象レベル Level 1・初級
想定読了時間 約18分
身につく成果 LAN・WAN・インターネットを区別できる
前提知識 ネットワークの基本
演習環境 ブラウザのみ

ネットワークの説明では、LAN、WAN、インターネットという3つの言葉がよく使われます。 どれも機器同士をつなぐ仕組みですが、接続する範囲、管理する人、利用目的が異なります。

3つを区別できるようになると、「社内だけ通信できない」「別拠点へ接続できない」 「インターネットだけ使えない」といった障害を、発生範囲から整理できるようになります。

この記事を読み終えるとできること

  • LAN・WAN・インターネットの意味を説明できる
  • 3つを接続範囲・管理者・用途で比較できる
  • 自宅や会社の通信がどのネットワークを通るか判断できる
  • 通信障害の範囲をLAN・WAN・インターネットに分けて考えられる

LAN・WAN・インターネットの違い

最初に覚える結論

LANは限られた場所のネットワーク、WANは離れたLAN同士をつなぐネットワーク、 インターネットは世界中のネットワークが相互接続された仕組みです。

🏠 LAN Local Area Network

自宅、フロア、建物、構内など、比較的限られた範囲を接続します。

近い場所をつなぐ
🏢 ⇄ 🏢 WAN Wide Area Network

本社と支店など、離れた場所にあるLAN同士を接続します。

離れた拠点をつなぐ
🌍 インターネット Internet

世界中の多数のネットワークが、共通のルールで相互接続されています。

世界中のネットワークをつなぐ
比較項目 LAN WAN インターネット
主な範囲 自宅、オフィス、建物、構内 都市間、都道府県間、国をまたぐ拠点間 世界規模
主な目的 近くの端末やサーバーを接続する 離れたLAN同士を接続する 不特定多数のネットワークやサービスへ接続する
管理 家庭や企業など、利用者側が管理することが多い 企業と通信事業者が分担して管理することが多い 単独の管理者はおらず、多数の組織が分担して運用する
代表例 社内LAN、家庭内LAN、学校内ネットワーク 専用線、IP-VPN、広域イーサネット、拠点間VPN Web、メール、クラウドサービスへの接続
公開性 通常は組織内や家庭内に限定 通常は契約した組織や拠点に限定 世界中から利用される公共的なネットワーク

3つの違いは、単純な距離だけで決まりません。

LANとWANは、ネットワークの範囲や接続目的を表す分類です。 回線速度が速いからLAN、遅いからWANという区別ではありません。

まず全体を1枚の図で理解する

LAN、WAN、インターネットは、完全に別々の仕組みではありません。 小さなネットワークが、より広いネットワークへ接続される関係として考えると理解しやすくなります。

接続範囲が広がるイメージ

インターネット 世界中の多数のネットワークが相互接続
WAN 離れた拠点やLANを接続
LAN 自宅・社内・構内

たとえば会社では、社員のパソコンやプリンターを社内LANへ接続します。 本社と支店を接続するときはWANを使い、公開Webサイトやクラウドサービスへ接続するときはインターネットを利用します。

実際の企業ネットワークでは、1つの通信がLAN、WAN、インターネットのうち 複数の領域を順番に通ることがあります。

LANとは何か

LANの定義

LANとは、自宅、オフィス、建物、学校、工場など、 比較的限られた範囲にある機器を接続するネットワークです。

LANは「Local Area Network」の略です。 パソコン、スマートフォン、プリンター、サーバーなどを同じ場所の中で接続し、 データや機能を共有するために使います。

会社のLANの例

💻 社員PC 業務で利用
🔀 スイッチ LAN内を接続
🗄️ 社内サーバー ファイルを提供
同じ会社や建物の中で、端末・プリンター・サーバーを接続する

LANで使われる主な接続方法

有線LAN

LANケーブルを使って端末やスイッチを接続します。 オフィスの固定PC、サーバー、ネットワーク機器などでよく利用されます。

無線LAN

Wi-Fiの電波を使って端末とアクセスポイントを接続します。 スマートフォン、ノートPC、タブレットなどで利用されます。

LANの特徴

  • 利用する組織や家庭が、機器や設定を管理することが多い
  • スイッチやアクセスポイントを使って複数の端末を接続する
  • ファイルサーバーやプリンターなどを共有できる
  • 外部へ接続しなくても、LAN内だけで通信できる
  • 1つの建物だけでなく、同じ敷地内の複数棟を含むこともある

LANはLANケーブルだけを意味する言葉ではありません。

有線LANと無線LANのどちらもLANです。Wi-Fiは、LANへ無線で接続する代表的な方法です。

WANとは何か

WANの定義

WANとは、離れた場所にあるLANや拠点同士を接続する広域ネットワークです。

WANは「Wide Area Network」の略です。 本社と支店、店舗とデータセンター、国内拠点と海外拠点など、 自社のLANだけでは直接接続できない距離をつなぐために利用します。

本社と支店をWANで接続する例

🏢 本社LAN PC・サーバー・スイッチ
↔️ WAN回線 通信事業者の回線やVPN
🏬 支店LAN PC・プリンター・電話

WANの代表的な接続方式

方式 概要 初心者向けのイメージ
専用線 特定の拠点間を専用の回線で接続する 自社用に確保された専用道路
IP-VPN・広域イーサネット 通信事業者の閉じたネットワークを利用して拠点を接続する 契約者だけが利用できる道路網
インターネットVPN インターネット上に暗号化された通信経路を作る 公共道路の上に安全な専用トンネルを作る
SD-WAN 複数の回線をソフトウェアで制御し、用途に応じて使い分ける 交通状況に応じて経路を自動選択する仕組み

WANの特徴

  • 離れた拠点にあるLAN同士を接続する
  • ルーターなどを使って拠点と外部回線を接続する
  • 通信事業者が提供する回線やサービスを利用することが多い
  • 企業専用の閉じたWANと、インターネットを利用するWANがある
  • 回線費用、帯域、遅延、冗長化、セキュリティを考えて設計する

家庭用ルーターの設定画面では、インターネット側のポートを「WANポート」と表示することがあります。

これは、家庭内LANから見て外側の広いネットワークへ接続する入口という意味です。 「WANポート=インターネットそのもの」ではありません。

インターネットとは何か

インターネットの定義

インターネットとは、世界中にある多数のネットワークが、 共通のルールで相互接続された「ネットワークの集合体」です。

インターネットは、1社が所有する1つの巨大なネットワークではありません。 通信事業者、企業、大学、クラウド事業者、データセンターなどが運用するネットワークが 相互に接続されることで成り立っています。

インターネットはネットワーク同士の接続

🏠 家庭のLAN 利用者のネットワーク
📶 通信事業者 接続サービスを提供
🌍 インターネット 多数のネットワーク
☁️ サービス側LAN Web・動画・クラウド

インターネットで利用できる主なサービス

Webサイト

ニュース、検索、ECサイト、企業サイトなどを利用できます。

メール・チャット

離れた相手へ文字やファイルを送受信できます。

動画・音声配信

動画視聴、音楽配信、オンライン会議を利用できます。

クラウドサービス

インターネット経由で業務システムや保存領域を利用できます。

インターネットの特徴

  • 世界中のネットワークが接続されている
  • 単一の企業や組織だけが全体を管理しているわけではない
  • 通信事業者やISPとの契約を通じて接続する
  • 不特定多数の利用者やサービスと通信できる
  • 公開ネットワークであるため、セキュリティ対策が重要になる

インターネットへ接続できることと、安全に通信できることは別です。 ファイアウォール、暗号化、認証、更新管理などの対策が必要です。

LAN・WAN・インターネットの関係

3つの言葉は、実際の通信経路の中で組み合わされます。 ここでは、よくある3つの通信例を確認します。

LAN

社内プリンターへ印刷する

社員PCとプリンターが同じ社内LANにある場合、 通信はLAN内で完結します。インターネット回線が停止していても印刷できる場合があります。

WAN

支店から本社サーバーを使う

支店LANから本社LANへ通信するため、拠点間WANを通ります。 支店内のLANが正常でも、WAN回線に障害があれば本社へ接続できません。

インターネット

クラウドサービスを使う

社内LANからルーターを通り、インターネット経由でクラウド側のネットワークへ接続します。 1回の通信で複数のネットワークを通ります。

Webサイトへアクセスするときの経路

LANからインターネットを通ってWebサーバーへ

💻 自宅・社内LAN PCからルーターまで
🌐 インターネット 複数の事業者・ネットワークを通る
🗄️ サービス側LAN Webサーバーが配置されている
  1. 端末がLAN内のルーターへデータを渡す PCやスマートフォンは、外部のWebサーバーへ向かう通信をルーターへ送ります。
  2. 通信事業者のネットワークへ入る ルーターから回線を通じて、契約している通信事業者やISPへデータが送られます。
  3. インターネット上の複数ネットワークを通る 宛先へ到達するまで、複数のルーターや事業者ネットワークを経由します。
  4. Webサーバーがあるネットワークへ届く 最後に、サービス提供者のLANやデータセンターネットワークへ入り、Webサーバーへ届きます。
  5. 応答データが利用者へ返る Webサーバーから返された文字や画像などが、ネットワークを通って端末へ届きます。

「インターネットへ接続する」とは、自分のLANを世界中のネットワークへ接続することです。

誰がどこまで管理するのか

障害対応では、技術的な範囲だけでなく、誰が管理している領域かを区別することが重要です。

LAN:利用者・企業側

  • PCやプリンター
  • LANケーブル
  • スイッチ
  • アクセスポイント
  • 社内ルーターのLAN側設定

WAN:企業と事業者

  • 拠点側ルーター
  • 回線終端装置
  • 通信事業者の回線
  • 閉域網やVPNサービス
  • 契約帯域や保守窓口

インターネット:多数の組織

  • 接続先ISP
  • 複数の中継事業者
  • クラウド・サービス事業者
  • 接続先のWebサーバー
  • 各組織間の接続

企業のネットワーク担当者がインターネット全体を直接修理することはできません。 自社で確認できる範囲を調査し、必要に応じて通信事業者やサービス提供者へ問い合わせます。

責任分界点を意識する

自社設備と通信事業者設備の境界を責任分界点として整理します。 どこまでが自社の確認範囲で、どこから先を事業者へ依頼するのかを明確にする考え方です。

現場での障害切り分け

利用者から「ネットワークにつながらない」と連絡を受けた場合、 最初に障害の範囲を確認します。

端末だけ
1台の設定・接続
LAN全体
同じ場所の端末
WAN区間
拠点間通信
インターネット
外部サービス

症状から範囲を考える

症状 最初に疑う範囲 確認例
1台のPCだけ通信できない 端末またはLAN接続 Wi-Fi、ケーブル、IP設定、端末再起動
同じフロアの端末がすべて通信できない LAN スイッチ、アクセスポイント、電源、配線
社内サーバーは使えるが支店へ接続できない WAN 拠点ルーター、回線、VPN、事業者障害
社内システムは使えるがWebサイトを開けない インターネット接続 外向けルーター、回線、DNS、ISP
特定のWebサイトだけ開けない 接続先サービスまたは経路 別サイト、別回線、サービス障害情報

確認の基本順序

  1. 影響している端末数を確認する 1台だけか、同じフロア全体か、全拠点かを確認します。
  2. LAN内の通信を確認する 同じネットワークにあるプリンターやルーターへ通信できるか確認します。
  3. 別拠点への通信を確認する WANを利用している場合、本社や支店へ接続できるか確認します。
  4. インターネット接続を確認する 複数のWebサイトや外部サービスへ接続できるか確認します。
  5. 管理範囲外なら問い合わせる 自社設備に異常がなければ、通信事業者やサービス提供者へ状況を伝えます。
確認メモの例 ・影響端末:東京支店の全20台 ・社内プリンター:利用可能 ・本社サーバー:接続不可 ・一般Webサイト:利用可能 ・推定範囲:東京支店―本社間のWAN区間

LAN・WAN・インターネットを区別すると、障害を「どの範囲で起きているか」という視点で整理できます。

LAN・WAN・インターネットに関するよくある勘違い

WANとインターネットは同じもの

WANは離れたLAN同士を接続する広域ネットワークの分類です。 インターネットを使わない専用線や閉域網もWANに含まれます。

LANはLANケーブルで接続したネットワークだけ

Wi-Fiを使う無線LANもLANです。LANは接続方法ではなく、主に限られた範囲のネットワークを表します。

LANが正常ならインターネットも必ず利用できる

LAN内のプリンターやサーバーへ通信できても、ルーターや外部回線、ISPに問題があればインターネットは利用できません。

WANは必ず遅く、LANは必ず速い

一般にLANは短い範囲で高速に構築しやすいですが、LANとWANの分類は速度だけで決まりません。 契約や構成によって高速なWANもあります。

1回の通信でLAN・WAN・インターネットを通ることがある

支店のPCからインターネット上のクラウドサービスへ接続する場合、 支店LAN、企業WAN、インターネット、サービス側ネットワークを通る構成があります。

理解度チェック

記事の内容を確認するため、次の5問に答えてください。 解答を見る前に、一度自分で考えてみましょう。

問題1.LANの説明として最も適切なものはどれですか。

  1. 世界中のネットワークを1社が管理する仕組み
  2. 自宅や会社など、比較的限られた範囲の機器を接続するネットワーク
  3. 離れた国同士を必ず専用線で接続するネットワーク
  4. Webサイトだけを利用するためのネットワーク
解答を見る
正解:B

LANは、自宅、オフィス、建物、構内など、比較的限られた範囲の機器を接続するネットワークです。

問題2.本社LANと支店LANを接続するネットワークを何と呼びますか。

  1. WAN
  2. ブラウザ
  3. サーバー
  4. Wi-Fiだけ
解答を見る
正解:A

離れた場所にあるLANや拠点同士を接続する広域ネットワークをWANと呼びます。

問題3.WANは必ずインターネットを利用しますか。

解答を見る
正解:必ずしも利用しません。

専用線や通信事業者の閉域網を使ったWANもあります。 インターネットVPNのように、インターネットを利用するWANもあります。

問題4.インターネットの説明として正しいものはどれですか。

  1. 家庭内のWi-Fiルーターだけで構成されるネットワーク
  2. 1つの企業が所有する世界規模のLAN
  3. 世界中の多数のネットワークが相互接続された仕組み
  4. 本社と支店だけを接続する専用ネットワーク
解答を見る
正解:C

インターネットは、世界中に存在する多数のネットワークが相互接続されたネットワークの集合体です。

問題5.次の文章の空欄を埋めてください。

同じオフィス内のPCとプリンターの通信は主に( A )を通り、 本社と支店の通信は( B )を通り、公開Webサイトへの通信は( C )を通ります。

解答を見る
A:LAN B:WAN C:インターネット

実際には、公開Webサイトへ接続するときも最初と最後にLANを通ります。 ここでは通信の主な目的に対応するネットワークを答えます。

実践演習:通信範囲を分類しよう

次の会社には、東京本社、大阪支店、クラウド上の勤怠サービスがあります。 通信がLAN・WAN・インターネットのどこを通るか考えてみましょう。

演習用ネットワーク

🏢 東京本社LAN PC・プリンター・本社サーバー
🔗 拠点間WAN 本社と支店を接続
🏬 大阪支店LAN PC・プリンター
東京本社LAN・大阪支店LANから、別経路でインターネット上のクラウド勤怠サービスへ接続する

課題1.通信を分類する

次の通信を、LAN・WAN・インターネットに分類してください。

  1. 東京本社のPCから、同じ本社にあるプリンターへ印刷する
  2. 大阪支店のPCから、東京本社のファイルサーバーへ接続する
  3. 東京本社のPCから、クラウド勤怠サービスへ接続する
1:____ 2:____ 3:____
課題1の解答を見る
  1. LAN:同じ本社LAN内で通信するため
  2. WAN:大阪支店LANと東京本社LANの間を通信するため
  3. インターネット:外部のクラウドサービスへ接続するため

3の通信も、端末からルーターまでは本社LANを通ります。 「どのネットワークだけを通るか」ではなく、「どの範囲を越える通信か」で考えることが大切です。

課題2.障害範囲を推定する

次の状況から、最も疑わしい範囲をLAN・WAN・インターネットから選んでください。

大阪支店ではプリンターを利用でき、一般のWebサイトも表示できます。 しかし、東京本社のファイルサーバーだけに接続できません。

疑わしい範囲:______
解答を見る
解答例:WAN

大阪支店内のLANは利用でき、インターネットにも接続できています。 本社との拠点間通信だけに問題があるため、拠点間WANや本社側の受け入れ設定を確認します。

課題3.確認結果を報告する

課題2の状況を、上司や通信事業者へ伝えるための短い報告文を作ってください。

例:大阪支店では________________________________。
報告例を見る

大阪支店では、支店内プリンターと一般Webサイトは利用できますが、 東京本社のファイルサーバーへ接続できません。 支店LANとインターネット接続は正常と考えられるため、 大阪支店―東京本社間のWAN区間を中心に確認しています。

自分の言葉で説明する課題

最後に、次の質問へ自分の言葉で答えてください。

ITを知らない人から「LAN、WAN、インターネットは何が違うのですか?」と質問されました。 45秒程度で説明してください。

LANは________________________________。 WANは________________________________。 インターネットは__________________________。
説明例を見る

LANは、自宅や会社など限られた場所にある機器をつなぐネットワークです。 WANは、本社と支店のように離れた場所のLAN同士をつなぐ広域ネットワークです。 インターネットは、世界中の多数のネットワークが相互に接続された仕組みです。 WANには、インターネットを使わない企業専用のネットワークもあります。

模範解答と同じ表現である必要はありません。

LANは限られた範囲、WANは離れたLAN同士、インターネットは世界中のネットワークの集合体 という3点を説明できれば、この記事の目標は達成です。

まとめ

  • LANは、自宅や会社など比較的限られた範囲の機器を接続するネットワーク
  • WANは、本社と支店など離れた場所にあるLAN同士を接続する広域ネットワーク
  • インターネットは、世界中の多数のネットワークが相互接続された集合体
  • WANには、専用線や閉域網のようにインターネットを利用しない方式もある
  • Wi-Fiは無線LANの接続方法であり、インターネットそのものではない
  • LANが正常でも、WANやインターネット接続に障害があれば外部へ通信できない
  • 障害対応では、端末・LAN・WAN・インターネットの順に影響範囲を分けて考える

3つの違いを覚えるだけでなく、「今の通信はどの範囲を通っているか」を構成図から判断できることが重要です。

次の記事:ルーター・スイッチ・アクセスポイントの役割

今回は、ネットワークの範囲をLAN・WAN・インターネットに分けて学びました。

次の記事では、LAN内の機器を接続するスイッチ、異なるネットワークを接続するルーター、 Wi-Fi端末を接続するアクセスポイントの役割を比較します。

それぞれが「どの情報を見て、どの通信を中継するのか」を理解すると、 ネットワーク構成図を読みやすくなります。

ネットワーク初級編 04/全32記事

初級編では、ネットワークの全体像からIPアドレス、DNS、TCP、 基本コマンド、障害切り分けまでを順番に学びます。

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